George Nakashima “Origins”

2022/05/26


こんばんは!

昨今コアなファンを中心に世界的な人気を博すジョージ・ナカシマのチェアが入荷したのでこちらについてご紹介しようと思います。

当店のブログをご愛読いただく皆さまにとってナカシマとは既知な存在かと思いますが、

今回入荷したアイテムはそんなナカシマのキャリアのうちでも変化球に類されそうなのでどうぞ最後までご一読ください。



まずナカシマと言えば、樹形をそのまま生かす無垢材のパーツを用いた家具が最も印象的です。

彼の名前を知らなくても、作品を見れば「あぁ、これね」となる方もいらっしゃるかと思います。

コノイドチェア(1959年)/ジョージ・ナカシマ


1905年、日本人の両親のもとアメリカのワシントン州生まれ。

ボーイスカウトに所属しアメリカの雄大な大自然に慣れ親しみながら育つ。

学生時代は成績も優秀でワシントン大学で建築学と森林学を学び、首席で卒業。

その後にマサチューセッツ大学で建築学の修士号を取得。

世界中を放浪後に両親のルーツでもある日本へ訪れて、アントニンレーモンドの建築事務所に就職。

ところがほどなくして第二次世界大戦にアメリカが参戦したことで、日系人のナカシマは収容所へ送られる。

ここで後のナカシマの作品に大きな影響を与えることとなる同じ日系人の大工と出会い、

彼から日本の伝統的な木工技術を学ぶ。




このような経緯を辿り、後世にまで名を残すほどに偉大な作品が誕生することとなります。

ナカシマがキャリアをスタートした当初、大量生産は好まないというのが彼の哲学でした。

そんな哲学持っている一方で、

もちろんそんな彼にデザインを依頼したいメーカーが名乗り出て口説き落としたのがアメリカのKnoll社。

1945~1954年の10年間、彼はKnoll社とタッグを組み自身の作品を量産するという、彼にとっては新たな試みに取り組みます。

1946年発表の木材だけを用いたナカシマ チェアをはじめとし、多くのヒット作を残しました。

そしてKnoll社との協業が明けた後に、1957~1961年の5年間に手を取り合ったのが

アメリカのWiddicomb Furniture Co.でした。



この期間にデザインされたのが今回当店にも入荷している”Origins”シリーズ。

前述の通り、ナカシマの作品としては樹形をそのまま生かす無垢材を用いた家具が最も有名ですが、

“Origins”にラインナップされるチェアの座面と背もたれにはクッション材が設けられファブリックが張られています。



そうすることで、座り心地に関してはやはり快適さが増していることに間違いありません。

建築技術が家具のデザインにも応用され落とし込まれていることが彼の作品の特徴でもありますが、

Widdicomb Furniture社の”Origins”もそこはしっかり踏襲されています。



そう考えると見た目のかっこよさと座り心地の良さ、そのどちらもを追及してデザインされた

まさに才色兼備なシリーズなのです。


当店でも入荷する機会は珍しいので、是非この機会に店頭にてお試しください。


Origins Lounge Chair


Staff Takumi


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